35歳共働きママののほほ~んマタニティ&育児日記

~妊活を乗り越えて、ついにママになりました!!~

育児日記 ~生後4ヶ月 危うく事故に!! 誕生から生後5ヶ月頃に起きやすい事故について〜

生後4ヶ月になったベビちゃん。

日々の成長が著しく、うれしさと驚きの連続です。

そんなある日、危うく事故になる、ヒヤッとしたことがありました。

泣いている赤ちゃんのイラスト

この時期の赤ちゃんに起きやすい事故と安全対策についてまとめてみました。

【目次】

 

タオルを引っ張って遊ぶことに夢中です

 生後4ヶ月になったベビちゃん。

最近の流行りは、『ガーゼやタオルをつかむこと』です。

手のひらをグッパーしたり、腕を動かせるようになってきました。

手に触れるものを握るため、ガーゼや下に敷いてあるタオルやおくるみを振ったり、ひっぱったり。

夢中になって遊んでいます。

 

危うく事故に!! 

 そんなある日、ヒヤッとしたことがありました。

「うー!!」

ソファーの上で寝転んでいるベビちゃんが、唸り声をあげたのです。

すぐ隣に座っていた私は、慌ててベビちゃんを見ると、、、

敷いてあったタオルが顔にかぶっていて、手足をバタバタとさせています。

息ができなかったの…?

 

危うく事故になるところでした。

生後4ヶ月のベビちゃんは、まだ顔にかかってしまったものを自分で払いのけることはできません。

赤ちゃんの事故のほとんどは大人の不注意が原因だと言われています。

パパやママが気をつけないといけませんね。 

 

以降は、ガーゼは近くに置かないようにして、敷いてあるバスタオルや掛け布団代わりのおくるみは、顔にかからないように気をつけるようにしました。

ますます目が離せなくなってきました。

 

子どもの成長に合わせた事故防止の安全対策を!!

 昨日までできなかった事が今日急にできるようになったりと、赤ちゃんの成長は著しいものがあります。

子どもの成長に合わせて、事故防止の安全対策をしなければいけませんね。

子どもの事故は発達と密接な関連を有しており、保護者が子どもの発達を正しく理解し、 その時期に多い事故と今後の発達に伴って増加する事故について知り、適確に事故防止の 対応することにより大部分は防止することは可能とされています。

 (引用元:母子保健事業のための事故防止指導マニュアル)

 

 

0歳児の「不慮の事故」による死亡で多いのは『窒息』

1年間に0歳では4人に1人が病院を受診するような事故にあっていると言われています。

また、0歳では、1人の死亡事故があるとその背景には30人の入院があり、1750人が病院受診するような事故にあっています。

参照:子どもの事故防止支援サイト 〜 子どもに安全をプレゼント 〜

 

「不慮の事故」による子どもの年齢・原因別の死亡数(平成25年)から抜粋

 0歳 (総数 89)

  交通事故      7

  転落や転倒     1

  不慮の溺死・溺水  4

  不慮の窒息      74

  その他       3

(出所)厚生労働省「平成25年人口動態統計」

ダントツで『不慮の窒息』による事故が多いことが分かります。

 

 

今回は、誕生から生後5ヶ月頃に起きやすい事故についてと事故予防のポイントについてまとめてみました。

 

誕生から生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴
  • 動きも少なく、ほとんどベッドの中で生活しています。
  • 3、4ヶ月になると、手に触れるものを握ったり、振ったり、なめたりして遊ぶようになります。また、足をバタバタしたりして身体の移動がみられます
誕生から生後5ヶ月頃に起きやすい事故
  1.  転落
    抱いていた赤ちゃんを大人が誤って落としてしまう
    体が反り返ったり、ずり上がって移動し、ベビーベッドやソファーなど高いところから転落する
  2. 切り傷、打撲
    少し動くようになると、ベッド柵などに頭をぶつける
    おもちゃの継ぎ目のバリやササクレにより口や手を切る
  3. 窒息 
    ふかふかの布団でのうつぶせ寝による窒息
    布団や毛布など赤ちゃんの上にかかったための窒息
    おもちゃやお守り、よだれかけの紐が首に巻きつきによる窒息
    ベビーベッドの柵とマットレスとの隙間に頭を突っ込み窒息
  4. 熱傷
    冷まさずに熱いままこミルクを飲ませてしまう
    大人がうっかり熱いものをかけてしまう
    熱いお風呂に入れてしまう
  5. 熱中症
    子どもだけを車の中に放置し、急に日差しが強くなり、車内の温度が上がったための熱中症
  6. 交通事故
    自動車に同乗中に急停止や衝突事故
    チャイルドシート未着用による事故や死亡

 

大人の気配りでほとんどの事故は防止できます

赤ちゃんの事故は大人の気配りで大部分は防げます。

子どもの発達や行動パターンを理解し、的確に対応すればほとんどの事故は防止可能です。

 

母親・両親学級用の事故予防のポイント
  • ベビー用品やおもちゃを購入するとき、デザイン性より安全性を重視しましょう
  • 部屋の中は安全を考えて整理整頓しましょう
  • 赤ちゃんの敷布団は硬めの物を準備しましょう
  • ベビーベッドの柵とマットレスの間に隙間がないようにしましょう
  • チャイルドシートを準備しましょう
  • 赤ちゃんを家に一人置いて外出しない
  • 車の中に短時間でも赤ちゃんを一人で乗せておかない
  • 子どもの応急手当の方法を知っておきましょう
  • かかりつけの病院や緊急時の連絡先がわかるようにしておきましょう
  • 赤ちゃんを抱いて歩くとき、自分の足元に注意が必要です
  • 赤ちゃんを抱いているとき、あわてて階段を降りない
  • ドアを閉めるときは赤ちゃんの手の位置を確認する
  • 赤ちゃんをクーハン(かご)に寝かせて持ち上げるときは、両手の取っ手をしっかり握る
  • 寝ている赤ちゃんの上に、物が落ちてこないようにしてある
  • 赤ちゃんは暖房の熱が直接触れないように寝かせる
  • 母乳やミルクを飲ませた後はゲップをさせてから寝かせましょう
  • テーブルなど家具のとがった角には、コーナークッションなどでガードをしましょう
  • 赤ちゃんのまわりにタバコや小物は置いておかない
  • 入浴中の赤ちゃんからは目を離さない

 

3、4ヶ月健診用の事故予防のポイント
  • ベビーベッドの柵はいつも上げておきましょう
  • ソファーの上に赤ちゃんを一人で寝かせたままにしない
  • 階段の上下階には転落防止用の柵を取り付けましょう
  • テーブルなど家具のとがった角には、コーナークッションなどでガードをしましょう
  • 子どもの椅子は安定のよいものを使用しましょう
  • タバコや灰皿はいつも赤ちゃんの手の届かない所に置きましょう
  • ボタン電池や硬貨、指輪などの小物は手の届かない所に片付けましょう
  • ビニール袋は手の届かない所に片付けましょう
  • 母乳やミルクを飲ませた後はゲップをさせてから寝かせましょう
  • ポットや炊飯器は赤ちゃんの手の届かない所に置きましょう
  • 熱いお茶、味噌汁、カップラーメンなどは赤ちゃんの手の届かないテーブルの中央に置きましょう
  • テーブルクロスは使用しない
  • アイロンは使用後、赤ちゃんの手の届かない所に置いて冷ましましょう
  • ストーブやヒーターは赤ちゃんが触れないようにガードして使用しましょう
  • ドアのちょうつがい部分には指が入らないようにガードをしましょう
  • テレビ台のガラスや扉やビデオデッキのテープ挿入口は、赤ちゃんが手や指を入れないようにガードをしましょう
  • かみそり、包丁、はさみなどの刃物は使用したら必ず片付け、取り出せないように引き出しにはロックをしておく
  • 入浴中の赤ちゃんを一人にしたままにせず、入浴後は浴槽のお湯はぬいておきましょう
  • 一人で浴室に入れないようにドアにカギなどをつけておきましょう
  • 自動車に乗るとき、チャイルドシートを後部座席に取り付けて使用しましょう

 (引用:子どもの事故防止支援サイト:市町村関係者用

 

「事故防止の必要性』および「子どもの発育と事故」、「安全チェックリスト」と「事故防止のポイント」が月齢・年齢別に載っています。

是非、チェックしてみてくださいね!!

 

まとめ

 危うく事故になる経験をしたのをきっかけに、子ども(特に誕生から生後5ヶ月頃)の事故について調べたので、紹介しました。

事故のほとんどは大人の不注意が原因で、大人の気配りで大部分は防げます。

かわいい赤ちゃんが事故に遭わないように、日頃から安全チェックをして事故防止に努めましょうね。