ノンストレステストって何?
妊娠10ヶ月に突入しました。
そして、36週の妊婦健診と2週間前の健診時に説明があった『ノンストレステスト(NST)』を受けてきました。
ところで、ノンストレステストって知ってました?何?って感じですよねー。
職業柄、NSTって聞くと、栄養サポートチーム(NST:Nutrition Support Team)を先に思い浮かべてしまう。
ノンストレステストとは?
この検査は、ノンストレスの状態、つまり子宮収縮のない(お産の始まっていない)状態で赤ちゃんの心拍を調べる検査です。簡単にいうと、赤ちゃんが元気かどうか調べる検査です。
出産はお母さんにとっても大変なことですが、赤ちゃんにとっても、子宮から何時間もかかって、狭い産道を通って外に出てこなければならないので大変なことです。
もし、この検査で、赤ちゃんの心拍数が落ちていたり、元気がなくなっていたりと「赤ちゃんがお産のストレスに耐える力はなさそう」と判断されると、帝王切開という選択肢が選ばれることもあるようです。
また、お腹の張りの回数が増えると、切迫早産がわかったり、お産が始まっていることがわかったりします。
正常な場合は何も問題ありませんが、異常やグレーゾーンの場合は、追加で他の検査をしたり、入院が必要となるケースもあるそうです。
ノンストレステスト行う時期は?
一般的には妊娠34〜37週の妊婦健診で行います。ただし、妊娠中毒症や糖尿病になっている妊婦さんや、赤ちゃんに問題がありそうな場合は、もう少し早い時期からノンストレステストを受けることになるようです。
私は経過がすこぶる順調なので、一般的な36週で行いました。
検査はどうやって行うの?
ママのお腹にお腹の張り(子宮収縮)と胎児心拍をキャッチする2つのセンサーを付けて、ベルトで固定し、検査スタートです。
お腹にセンサーを付けるので、ワンピースよりも上下に分かれる服装がおすすめです。
時間は20〜45分程度測定します。
時間を要する理由は、赤ちゃんには20分起きて、20分寝るというサイクルがあるため、寝ているときと、起きているときの心拍を確認するためです。
私のクリニックの場合は、30分でした。
検査結果は?
結果は2本のグラフで出てきます。
1本は赤ちゃんの心拍を表します。赤ちゃんが動いたときに心拍数が上がり、大きな山が現れます。これは元気な印ですね。
そして、もう1本はママのお腹の張りを表します。お腹が張ると大きな山が現れます。
気になる検査結果ですが、
赤ちゃんの心拍は問題なく元気でした。子宮収縮も全くといってなく、出産はまだまだ先になりそうです。
お~!!起きた!!あれ?寝た?
30分の測定中、お腹の赤ちゃんの心音をずっと聞いていました。
動くと心拍数が160ぐらいに上がり、寝ると130-140に安定するんです。
元気な赤ちゃんの心音を聞くことができて、ほっこりした気持ちになりました💛