【出産入院準備】
産後のむくみに重宝したメディキュットの着圧ソックス
入院中に必要な出産準備品のひとつに靴下があります。
靴下もしくは着圧ソックスとリストに記載されていましたが、私は特に気にせずに、普通の靴下を準備していました。
ところが、出産日の翌々日の朝、看護師さんの巡回の時に「足はむくんでいませんか?」と聞かれ、足を見てみたら、指先から足首までがパンパンにむくんでいました。
前日までむくんでいなかったのに……。
妊娠中もむくみはなかったのに……。
思いがけずに「むくみ」に悩まされた私。
産後のむくみについて、原因と対処そして私がとった行動について紹介します。
【目次】
産後のむくみについて
産後のむくみは一時的なものですが、ほとんどの方が経験するトラブルだそうです。
一般的には出産後2、3日たった頃から出始め、産後1ヶ月くらいで自然におさまる方が多いようです。
そもそも、「むくみ」とは、体の中の水分のバランスが崩れてしまい、水分が皮膚の下に溜まった状態をいいます。
むくみの原因
出産による水分バランスの大幅な崩れ
妊娠中は、お腹の赤ちゃんに効率よく血液を届けるため、妊娠前よりも血液量が約1.5倍に増加します。それが、出産によって羊水や出血など多くの水分が体の外に出てしまうため、水分バランスが崩れます。体は今までのバランスを取り戻そうと、必要以上に水分を溜めこもうとするため、「むくみ」となります。
授乳による水分不足
産後、母乳をあげることにより体の水分が失われます。水分補給が足りないと、母乳の水分を補おうとしてさらに体は水分を溜めこもうとして「むくみ」を引き起こしやすくなります。
また、授乳中は座って授乳したりと足を下にする時間が増えるため、重力により水分は足に溜まり、特に足がむくみやすくなります。
その他
産後の運動不足や睡眠不足、ストレスなども代謝を低下させるため、「むくみの」原因となります。
産後のむくみを解消する方法
塩分を控えた食生活を心がける
塩分を摂り過ぎると、塩分濃度を下げようとして余分な水分を体に溜めこみます。塩分を控えた食生活を心がけましょう。
こまめに十分水分補給する
授乳により水分が失われてしまいますので、むくむからといって水分を控えてしまうのではなく、こまめに十分水分補給することが大切です。
産褥体操や散歩などの軽い運動を取り入れる
適度にストレッチをしたり、体を動かすことで全身の血行がよくなり、むくみにくくなります。
夜寝る時やお昼寝の際に足を少し高くして寝る
クッションや丸めたタオルなどを使って足を10~15cmほど高くして寝ましょう。あまり高く上げ過ぎると、かえって足の付け根が圧迫されて血行が悪くなるので注意です。
また、座るときは足を延ばすなど足を下に降ろさないようにしましょう。
着圧ソックスを履く
着圧ソックスは、足首のあたりが最も締めつけが強く、心臓に近づくにつれて緩くなっています。こうすることで足先の血液やリンパの流れを改善し、むくみにくくしてくれます。自分の足のサイズにあったものを選ぶようにしましょう。
足浴で体を温める
産後の約1カ月の産褥期は、湯船に浸かれません。そこで、足を足浴によって温めることで、血行がよくなり、足のむくみが解消されます。足首の高さくらいまで熱めのお湯を入れて、10分くらい足を温めます。
私がとった行動は・・・
早速、家にあるはずのメディキュットの着圧ソックスを持ってきてもらうように夫にお願いしました。
ところが、こういう時に限ってどこにしまったのか……。
結局、探し出せなかったので、急遽、夫が購入して持ってきてくれました。
こちらの2種類。
「通常のメディキュット」と「寝るとき用のメディキュット」。
私は身長160cm、妊娠前体重51kgで標準の体型ですが、下半身が太い。
ちなみに、妊娠中の体重増加は7kgでした。
売り場のおばちゃんに相談してくれたらしいです(^^)
通常のメディキュットはLサイズ。
着圧が強いのでLサイズから始めて、慣れたらMサイズにサイズダウンすることをお薦めされたそうです。
そして、寝るとき用のメディキュットはMサイズ。
寝るとき用は通常のよりも着圧がゆるやかです。
どちらもぴったりサイズでした。
キュット引き締まる感覚が気持ちいいです。
退院時には全体的にむくみがひいてきて、足の指のむくみはすっかりなくなりました。
退院後も産褥期はずっと愛用していましたよ💛
まとめ
出産後のむくみに重宝した着圧ソックス。
慌てて購入!!なんてことにならないように、入院前に準備しておくことをおススメします。
その他にも入院中は水分補給、足を高くして寝る、産褥体操を行いました。
産褥体操はさぼり気味でしたが……。
さらに、退院後は塩分を控えた食生活を心がけています。
無理のない範囲でできることから実践し、むくみを上手に解消しましょう。