出産日記 産後1日目① 〜子宮の回復と悪露について～
就寝したものの、出産後で興奮しているからでしょうか、全然眠れない。疲れているはずなのに…。
ずっとウトウトしていた状態で、横になりながら、外が明るくなっていくのを感じていました。
全身の脱力感と痛みで、寝がえりができない。腰を浮かすこともできない。まさにだら～んという感じ。
そして、朝6時半頃に看護師さんの検温があり起床しました。
検温では、体温、血圧、子宮の戻り具合、出血（悪露）の状態を確認してもらいました。
分娩時に血圧が140台まで上昇したのですが、出産後には通常に落ち着き、今朝も通常で安心しました。一過性のものですね。
体温、子宮の戻り具合、出血の状態も問題ありませんでした。
子宮の戻り具合は、触診で子宮底（子宮の一番上）の高さを測って確認するそうです。お臍の上辺りにこりこりとしたしこりのような触れる部分があり、これが子宮低だと教えてもらいました。
子宮の回復（子宮復古）について
出産直後から子宮は急激にもとの大きさに戻ろうと収縮を始めます。そのため、出産後２～３日は後陣痛という陣痛に似た痛みが起こります。子宮は、出産後1週間ぐらいで出産時の半分ぐらいに収縮し、3週目頃には約3分の1、そして６～８週目頃に妊娠前の大きさに戻ります。
私は、経腟分娩で会陰切開や裂傷もない安産でしたが、会陰部と肛門の間が腫れてしまい、会陰部の腫れなのか、痔なのか分からない状態でした。
お尻の激痛はこの腫れが原因だったようです。ただ、鎮痛剤を飲むほどでもなく、専用の湿布？を使うほどでもない状態だったので、様子をみることにしました。
もし痔だったら、使用する薬剤も変わってきますしね。
そうそう、出産後初めての排尿は出にくかったのですが、2回目以降はすんなり出るようになりました。
排尿後は清潔を保つために必ずビデを使いましょう。そして、パットは汗や悪露で不潔になりやすいので、こまめに取り替えましょう。
悪露について
悪露は、出産後の子宮から排出される分泌物です。悪露の色や量は子宮の回復の目安になります。出産後３～４日は血液で赤色をしていて量も多いですが、徐々に量は減っていき、次第に褐色に変わっていきます。産後３週目頃には褐色から黄色へと変化し、4～６週頃には白色のおりものへ変わります。
退院してすぐは、入院中より行動量が増えることによって、一時的に悪露の量が増えたり、赤くなったりすることがありますが、心配はいりません。ただし、悪露の量が異常に多い時（月経の多いとき以上の量）、大きい血の塊が出た時（5cm大以上）、悪露の臭いがいつもと違い悪臭がする時、下腹部の痛みがひどい時は受診しましょう。
看護師さんの検温が終わり、朝食の時間です。
今朝は和食ですね。美味しくいただきました。完食です。
本日からシャワーに入ってよい許可が出ているのでシャワーを済ませたところに、「今から母子同室指導にお部屋に伺います」と連絡がきました。慌てて髪を乾かしました。
産後1日目、全身筋肉痛とお尻の痛みと闘いながら、のろのろとしか行動できません。
何をするにも通常の３倍ぐらい時間がかかるので、余裕を持って行動しないといけないですね。
さて、半日ぶりのベビーと再会。いよいよ、母子同室です！！
