35歳共働きママののほほ~んマタニティ&育児日記

~妊活を乗り越えて、ついにママになりました!!~

産褥体操ってみんなやってるの? ~産後も美しいプロポーションを手に入れるために~

出産後に行う『産褥体操』

みなさん教わった通りに行っているのでしょうか?

       柔軟体操をする女性のイラスト

私は、産後2日目の入院中に産褥体操をやってみようと思い始めましたが、たった6日間の入院中ですら続けてできませんでした。

さらに退院後は、思いついた時に行ったくらいで、習慣化できずにサボってしまいました。

1日2~3回を目標に行うっていうのが、とても面倒だったんですよね。

そんな風に産褥期を過ごしましたが、1ヶ月健診ではママの身体の調子は全く問題ありませんでした。

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産褥体操をきちんとやらなかったことが、良くなかったのかどうかはよく分かりません。

しかし、今になって思います。

ちゃんと産褥体操を行っていれば、このお腹のぶよぶよがマシだっただろうか…?と。

 

妊娠と出産で酷使した腹筋。産褥期からきちんと鍛えて、母親体型になっても美しいプロポーションを手に入れたいですね。

今から出産を迎える方は、ぜひ『産褥体操』に真面目に取り組んでください。

不真面目な私でしたが、産院で教わった『産褥体操』について紹介します。

 

産褥体操って何?

 出産してから産後6~8週目頃までの身体が妊娠前の状態に戻るまでの時期である『産褥期』に行う体操のことです。安静にしていなければならない産褥期でも横になったまま簡単にできます。

 

産褥体操の効果
  • ボディのシェイプアップ
  • 全身の血行が良くなる
  • 母乳の出がよくなる
  • 快便になる
  • 悪露が出やすくなり、子宮の戻りがよくなる

産褥体操をすることで、産後の体の回復が早まる効果が期待できます。また、骨盤矯正や産後ダイエットにもつながるので、じっくり取り組むことが大切です。

1回5分ぐらい、1日2~3回を目標に行い、少なくとも産後4~6週間、できれば3か月続けるとよいでしょう。
ただし、熱があったり、疲れていたり、気分が悪い時は休みましょう。

 

産褥体操の方法

①産褥1日目

・胸式呼吸:両手を軽く胸の上におきます。ゆっくりと大きく息を吸い込み、しばらく息をとめてから吐き出します。これを5~6回繰り返します。

・足首の体操:爪先を伸ばし、足首を伸ばします。次に爪先で円を描くように回します。次に爪先を外側に開き、内側に閉じます。これを10回繰り返します。

 

②産褥2日目

腹式呼吸:お腹に手をおきます。鼻から大きく吸ってお腹を膨らませます。しばらく息を止め、ゆっくりと口から吐きながらお腹を凹ませます。これを5~6回繰り返します。

・頭を起こす運動:枕をはずして足をまっすぐ伸ばします。頭だけを起こしてお腹の上の手を見ます。ひと呼吸おいて、頭を下ろします。これを5~6回繰り返します。

 

③産褥3、4日目

・腹筋運動:両手を背中の下に入れ、体と床の間に隙間をつくります。息を止めないようにゆっくりと下腹部に力を入れます。その後ゆっくりお腹の力を抜きます。これを5回繰り返します。

・骨盤を傾ける運動:両手で腰を支えて足を伸ばして寝ます。右の腰を上の方に突き出すようにして体を捻ります。これを左右5回ずつ繰り返します。

 

④産褥5、6日目

・足を上げる運動:両膝を立てて、手を体の横におきます。太ももが床と直角になるように曲げ、ひと呼吸おいて太ももをお腹に近づけます。次に太ももを元に戻して足を伸ばし、足を床に下ろします。これを5回ずつ左右交互に行います。

・両足をそろえて左右に倒す運動:両膝を立て、足をそろえます。膝をそろえたまま右に倒し、ひと呼吸おいた後起こして、次に左に倒します。これを左右5回ずつ行います。

 

その日の運動だけを行うのではなく、前の日の運動もプラスをして行います。

例えば、産褥3日目なら、産褥1~3日目までのすべての運動をすることになります。

 

まとめ

 産褥体操は、産後のママの体の回復を早めてくれます。また、妊娠と出産で酷使した腹筋を鍛えることで、産後も美しいプロポーションを得ることができるのです。

自分の体調に合わせながら、回数や強さを少しずつ変えていき、最低限産褥期が終わるまでは続けましょう。

          赤ちゃんとお母さんのイラスト