生後80日頃。
最近のベビちゃんの様子は、『指しゃぶり』に夢中になっています。
赤ちゃんらしい仕草で、可愛らしいですね。
しかし、指しゃぶりを続けていると歯並びが悪くなると聞いたことがあります。
指しゃぶりしてても大丈夫?と不安に思い、調べてみました。
指しゃぶりってどうしてするの?
赤ちゃんは、生後2〜4ヶ月頃に少しずつ自分の意思で手を動かせるようになり、手や指が偶然口の周りに触れて、『指しゃぶり』が始まります。
これは、赤ちゃんは、口の周りに触れたものを無意識に何でも吸いつく『吸啜反射』という本能があるからです。
最初は、まだ指という認識はできず、触れたものに吸いついているだけですが、徐々に指や手の認識がついてくるようになります。
指しゃぶりは、目と手の協調運動の学習とともに、いろいろの物をしゃぶって形や味、性状を学習するためと考えられています。
指しゃぶりへの対応
指しゃぶりは歯並びや噛み合わせへの影響が気になりますよね。
3歳頃までは、特に禁止する必要がないものだそうです。
特に、乳児期(生後12ヶ月頃)までの指しゃぶりは、乳児の発達過程における生理的な行為なので、無理やりやめさせないようにしましょう。
赤ちゃんが指しゃぶりをするのは、どんなとき?
吸啜反射で始めた指しゃぶり。次第に特定の時にだけ行うようになります。
- 眠いとき
- お腹が空いていとき
- 不安になっているとき
- 歯がかゆいとき
こんな時は、赤ちゃんからのサインだと捉えて、対応してあげましょう。
まとめ
指しゃぶりは、赤ちゃんにとって初めての学びでもあり遊びでもあります。乳児期の指しゃぶりは成長している証拠ですね。あたたかく見守ってあげましょう。