ベビちゃんが生後4ヶ月になった頃のお話です。
7月に入り、暑さが厳しくなり始めたのと同時に、梅雨の影響で湿度が高くなり、蒸し暑い日が続いていました。
その頃、ベビちゃんの胸にポツポツとした赤い湿疹ができました。
「あせも!?」
しばらく、こまめに着替えをしたり、汗をかいていたら湿らせたコットンで拭いたり、お風呂でしっかり洗ったりしましたが、『ポツポツとした赤い湿疹』は広がりもしませんが、良くもなりません。
保健所で行われる3(4)ヶ月健診があったので、ついでに医師に診てもらったら、
やはり『あせも』でした。
そこで、保健師さんに、あせもを防ぐお風呂の入れ方について教えてもらいました。
今回は、あせもについてと、あせもの予防方法、あせもを防ぐお風呂の入れ方についてご紹介します。
【目次】
あせもとは
正式名称は『汗疹(かんしん)』といいます。
汗や老廃物が汗腺にたまり、詰まることが原因です。小水疱や小丘疹が出現し、痒みはあまりないことが多いですが、湿疹を併発して赤くなる場合(紅色汗疹)は、痒くなります。
掻くと細菌への感染から伝染性膿痂疹(とびひ)となってしまうこともあるので、注意が必要です。
新陳代謝が活発で、体温調節機能が未熟な乳幼児によく現れます。
頭、おでこ、首、脇の下、背中、手足のくびれなど汗のかきやすい場所にできやすいです。
(参照:Wikipedia)
あせもの予防方法は?
- 部屋の温度を調節する
室温:夏は25~28℃、冬は20~24℃
湿度:40~60%
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- 清潔にする
汗をかいたらシャワーで流したり、湿らせたコットンやタオル、ガーゼで優しく汗を拭き取ってあげましょう。
石鹸で洗うのは、乾燥の原因になるため、1日1回の入浴だけに抑えた方がいいです。 - 保湿する
冬だけでなく、夏も保湿してあげましょう。保湿により紫外線や汗など外部からの刺激を受けにくくすることができます。
あせもを防ぐお風呂の入れ方
皮膚の汚れ(アレルギー物質、汗、細菌等)を落として清潔な状態を保ちましょう
- 石鹸はよく泡立てて使いましょう(メレンゲ状にします)
- 手でもむように洗いましょう
- しわのあるところは、伸ばして洗いましょう
- 顔にも石鹸をつけて洗いましょう
- ふくときは、押さえふきで こすらないようにしましょう
いい泡とは?
逆さまにしても落ちないくらいの泡
<ポイント>
- 耳もていねいに洗います
- 首や下あごは皮膚を伸ばしてあらいます
- すすぎもしっかりしましょう
<顔洗いのポイント>
- ほっぺたとおでこを洗います
- 素早く目と口の周りを洗います
- すぐにすすいで乾いたタオルで顔を押さえてあげましょう
我が家のお風呂の入れ方を見直しました
ベビちゃんにできた『あせも』をきっかけに、ベビーバス卒業後から行ってきた我が家のお風呂の入れ方を見直すことにしました。
関連記事:我が家のベビーバス卒業後のお風呂の入れ方
smile-happy-family.hatenablog.com
今まで沐浴と同じ要領で湯船につかって体を洗っていましたが、これでは泡で洗うことができません。
そのため、湯舟の外で体を洗ってから湯船につかるという一般的な方法に変更することにしました。
『新』我が家のお風呂の入れ方
- パパがお風呂に入る。その間にママはベビちゃんのバスタオル、パジャマ、おむつ、ベビーブラシをセッティング。ベビちゃんの体温を測る。
- パパが体を洗い終わったら、ママがベビちゃんの服を脱がせお風呂に連れていく。
- パパが湯舟の外で、ベビちゃんの顔、頭、体を洗う。
- パパとベビちゃんが一緒に湯舟につかる。(この間にママはお風呂に入って体を洗う。)
- (パパと交代してママとベビちゃんが一緒に湯舟につかる。パパはお風呂を出て服を着る。)
- ママ(パパ)がベビちゃんをバスタオルに包んで部屋へ連れていき、体をしっかり拭いてあげて、おむつ、服を着せる。ベビーブラシで髪を整える。
※ママも一緒にお風呂に入る時は、()した部分を含みます
石鹸は固形の牛乳石鹸を継続
我が家は固形石鹸の『牛乳石鹸』を使っています。
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泡立ちのことを考えると、泡で出てくる液体石鹸に変えた方がいいのかもしれませんが、気に入っている牛乳石鹸を使い続けられるように、泡立てネットを購入しました。
固形石鹸用の泡だてネットが売られています。
これで、いい泡が作れます!!
石鹸をよく泡立てて洗ってあげるだけで、ベビちゃんの『あせも』はひどくならずに、治まりました。
赤ちゃんに、『あせも』ができた時には、お風呂の入れ方を見直してみるといいかもしれませんね。
まとめ
あせもは、新陳代謝が活発で体温調節機能が未熟な赤ちゃんには起きやすいことです。
ただのあせもと考えて放置していると、症状が悪化したり、とびひになってしまうことがあるため、早めに適切に対処してあげましょう。
あせもの予防や悪化を防ぐために、肌を清潔に保つために、石鹸はよく泡立てて、『いい泡』で洗ってあげましょう!!
また、スキンシップの一環として赤ちゃんの全身の様子に目を配って、異変に早く気づいてあげることも大事ですね。