先日、新聞の一面に掲載されたニュース
メルヘンハウス閉店へ
衝撃を受けました。
『メルヘンハウス』をご存知ですか?
メルヘンハウスは、日本で最初の、「子どもの本」専門店です。
我が家の0歳児ベビちゃんのファーストブックについて書いた記事に、『絵本を選ぶことに迷ったら・・・おすすめのお店』として紹介しました。
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子どもの本屋さんが全国に登場する先駆けとなった『メルヘンハウス』
その『メルヘンハウス』が、来年2018年3月末で、45年間の歴史に幕を下ろすことになりました。
メルヘンハウスは、1973年にオープン。
開業当時より、あえて雑誌や漫画は置かず、テレビ番組の絵本や名作のダイジェストなども置いてありません。
これは、「子どもの優れた感性をきちんと考えた本屋」というコンセプトを、大事にしているから。
店内には選びぬかれた絵本や童話など3万冊の本がそろえてあります。
週末には、店内で『おはなし会』が開催され、子どもや親が集まっています。
また、おすすめの本を定期的に届けてくれる『ブッククラブ』も人気がありました。
長い間、子どもにも親にも親しまれてきた本屋さんです。
入り口横の壁にはかわいい動物たちが描かれています。
閉店を決めたのは、近年のネット通販の普及だそうです。
閉店は3月31日の予定。
それまでの間、作家のサイン会やワークショップ、お話し会などが開かれるそうです。
詳しくは、メルヘンハウスのホームページを!!こちら👇
ネット通販はとても便利です。
しかし、絵本を選ぶときは手にとって中身をじっくり読んで購入したいと思う私。
どんな本があるか店内を見て回り、お気に入りの絵本を見つけた時の心が躍る喜び。
どんな絵本を選べがいいか困った時、絵本選びを手伝ってくれる本屋さん。
世代を超えて子どもも親も集まる本屋さん。
そんな本屋さんが閉店することが、とても残念です。