1歳3ヶ月の息子が代表的な夏かぜである『ヘルパンギーナ』にかかりました。
『ヘルパンギーナ』名前は聞いたことがあるけど、いったいどんな病気?
保育園はいつまで休まないといけないの?
色々と調べたり、病院で教えてもらったことをまとめてみましたのでご紹介したいと思います。
【目次】
はじまりは突然に!!
我が家では、保育園のお迎えは夫が担当しています。
とある平日、いつも通り保育園にお迎えに行った夫は、先生から「〇〇くん、お熱があるかもしれません」と言われたそうです。
保育園からお迎えに来てくださいの連絡はなかったため、おそらく熱が出たのはつい先ほどのことでしょう。
帰宅し、早速体温を測ってみると、39℃!!
それでも息子は元気いっぱいに歩き回って遊んでいます。
シャワーをささっと済ませ、解熱剤を飲ませ、早々に寝かせました。
翌朝、熱は下がらずに39℃のまま。保育園はお休みし、夫が小児科へ連れていってくれました。
診断は、代表的な夏かぜである『ヘルパンギーナ』でした。
夏かぜとは?
夏かぜは、高温・高湿度を好むウイルスによって起こる感染症です。
冬のかぜやインフルエンザは、低温・低湿度を好むウイルスが原因です。
代表的な夏かぜは、
夏の暑さで体力が落ちているところに、エアコンをかけっ放しで部屋を冷やしすぎたり、寝冷えをしたりすると、夏かぜにかかりやすくなります。
ヘルパンギーナとは?
【特徴】
発熱とのどの水疱が特徴の小児のウイルス性咽頭炎で夏かぜの代表的疾患です。
原因ウイルスは、コクサッキーウイルス。6~8月に流行時期となる。1~4歳の子どもに好発し、1歳代がもっとも多い。
潜伏期間は、2~4日間。
【経過】
- 突然の38~40℃の発熱に続いて、上あごの奥の方の粘膜に赤い小さな水疱ができます。
- 水疱が破れて潰瘍ができると、つばも飲み込めないほど強いのどの痛みを感じます。
- 3日前後で熱が下がり、発症から1週間ほどで回復します。
【治療・予防】
- 対症療法のみで、症状によって解熱剤を使います。
- のどの痛みから食欲もなくなるので、脱水症状にならないようにこまめに水分摂取をします。
- 予防は感染者に近づかないことと、手洗いやうがいです。
登園・登校について
学校保健法において明確な規定はなく、「学校長の判断によって出席停止の扱いをするもの」とはならない。したがって、欠席者が多くなり、授業などに使用をきたしそうな場合、流行の大きさ、あるいは合併症の発生などから保護者の間で不安が多い場合など、「学校長が学校医と相談をして第3種学校伝染病としての扱いをすることがあり得る病気」と解釈されています。
主な症状が消えた後も、ウイルスが長期間(2~4週間)便から排泄されることがあるので、症状のある時だけ出席停止にしても厳密には流行を防ぐことが期待できません。
また、ほとんどは軽症疾患なので、登校登園については、本人の状態によって登園・登校の判断をすべきと考えられています。
(参考:国立感染症研究所)
ちなみに、息子の通園する保育園では、解熱後2日間は登園できないとの規定がされています。
息子の様子
発症した日の夜から、なかなか寝つかず、寝ても30分〜1時間で目を覚ましてしまいます。まだ話すことができないため、目が覚めると泣いて訴えるしかありません。喉が痛いからかもしれません、夜間も日中もその繰り返しです。
症状は発熱のみ。鼻水も咳も全くありませんでした。
普段は食欲旺盛な息子ですが、食べられたのは普段の半分以下。お豆腐など冷蔵庫で冷やしたものや大好物のかぼちゃコロッケ(空焼きしたパン粉を衣にした揚げないコロッケ)は、食べることができました。
発症から3日目、ようやく平熱まで解熱しましたが、喉の水疱の影響なのか?かわいそうなぐらい声がかすれていました。1週間ぐらいで自然と元に戻りました。
また、保育園には発症した日から6日目に登園を再開しました。
1週間ほどですっかり元気になりましたが、病気をしてから甘えん坊になりました。
私や夫の側から離れず、しかも、抱っこをしていないと泣きます。
夜も縦抱っこで肩にかつぐ感じじゃないと寝ません。
発症から1週間以上経ちましたが、未だに甘えん坊です。
日中はほぼ抱っこ、少しでも離れると泣きます。夜中は何回も目が覚めるのか泣き出し、立って抱っこしないと泣き、さらに寝付くまでに時間がかかります。
保育園に預けるときも、入園当初のように毎日大泣きしています。
しばらく甘えん坊くんが続きそうです。
息子は保育園で頑張っていますし、一緒にいられる時は、思いっきり甘えさせてあげようと思います。
まとめ
夏かぜの代表である『ヘルパンギーナ』について紹介しました。
1歳3ヶ月の息子は、泣くことしかできませんでしたが、発熱と喉の痛みは相当辛かったと思います。眠たくても寝れなくて、みていてとてもかわいそうでした。
保育園に通っていると、色々な病気をもらってくることは、仕方がないと思います。
しかし、手洗い・うがい、栄養バランスがとれた食事、寝冷え防止など日頃から規則正しい生活をして予防することが大切ですね。