出産日記 産後2日目② ~退院指導と交流会~
退院指導
退院指導の内容は、退院後の生活の仕方について教えてもらいました。
ママの体について
産後2ヶ月ぐらいは体が十分に回復していません。体が元に戻るまでは、赤ちゃんのことを中心に考え、リラックスした生活を心がけましょう。
悪露の変化について
詳しくはこちら👇
smile-happy-family.hatenablog.com
精神的な変化について
産後1ヶ月くらいまではホルモンの急激な変化によって、いつもの自分と違った精神状態になりやすく、いつもなら気にならない些細なことが気になったり、涙もろくなったり、ブルーな気分になりやすかったりします。これは産後の精神的な特徴です。産後3~10日頃に起こる心の変化を『マタニティー・ブルース』といい、ほとんどが10日ほどで自然に回復します。もうひとつ、産後2週~1ヶ月以内に急激に発症する『産後うつ』があります。早く発見し治療することが大切ですので、産院や保健所の保健師さんなどに相談しましょう。頑張りすぎないこと、リラックスすること、焦らないことを心がけて生活するようにしましょう。
ママの生活について
退院後1週間は、赤ちゃんとともに寝たり起きたりの生活をすること。床上げは産後3週間末頃、家事は4週間末頃から始めること。近所への買い物などの外出は産後1ヶ月以降、2~3時間かかるような遠出は産後2ヶ月以降にする。入浴や性行為は1ヶ月健診で医師の許可が出てからにする。
産後の家族計画について
産後の月経開始は、産後1ヶ月~1年前後と個人差が大きいく、授乳を続けているとプロラクチンの影響で卵巣機能が抑制されるため遅くなると言われています。産後はホルモンのバランスが崩れているため、月経が再開する前に排卵がおこることが多く、次の妊娠を希望しない場合や何年かあけたい場合は、必ず避妊が必要です。
乳腺炎について
授乳中は『乳腺炎』になることがあります。「うっ滞乳腺炎」と言われ、おっぱいの出口がつまっていて、おっぱいが出られない状態になっています。おっぱいが熱をもったり、痛みを伴うしこりができたり、パンパンに張って硬くなったり、悪化するとインフルエンザのような高熱や関節痛などの症状が出ることがあります。乳管開通操作をしたり、赤ちゃんが欲しがる時におっぱいをあげて、食事に気をつけると乳腺炎を防ぐことができます。
乳腺炎の予防
- 授乳の間隔をあけすぎない
- 飲み残しを作らない
- 糖質の高いもの、動物性脂肪、脂っこいものを摂りすぎない
- しっかり休む、水分をしっかりとる
こんな時には受診を
- おっぱいにしこりができたり、それが赤くなって痛む時
- 熱が38℃以上出た時
毎日、お風呂の時に『おっぱいチェック』をしましょう。
痛みが出始めたら、赤ちゃんにしっかり飲んでもらうようにしましょう。
交流会
おやつを食べながら、一緒に入院しているママさん達と助産師さんとおしゃべり。
今日のおやつはごちそうです。おっぱいの出をよくするハーブティーと一緒に。
栄養指導、退院指導、交流会で約2時間経過していました。
ベビちゃんとは離れていましたが、ママさん達や助産師さんとおしゃべりをして、気分転換にもなり、勉強にもなり楽しく過ごせました。全室個室でほぼ部屋の中で過ごすので、他のママさんと会わなかったんですよね。
ママさんみんなでそれぞれのベビちゃんを迎えにいき、お部屋に戻りました。
本日の夕食はこちら。中華です。
夜、夫がお願いした着圧ソックスと洗濯した着替えを持って来てくれました。
夫は昨夜、何年かぶりに洗濯をしてくれました。洗濯機の使い方が分からず、電話がかかってきましたからね。以前は使っていたはずなのに……。
私がいない家で頑張って家事をやってくれているようです。
ところで、ミルクはどういうタイミングであげるんだろう??
ミルクをあげた方がいいのかどうか分かりませんでしたが、練習ということで、夫におむつ替え、ミルクの調製・授乳、消毒を実践してもらいました。夫は母乳をあげたくてもあげれないですから、ミルクをあげることがうれしいようです。一生懸命にミルクを飲む姿が可愛くて仕方がないですよね。
夫が帰った後、消灯前に看護師さんの見回りがありました。
ベビちゃんが24時間以上うんちが出ていないことに気づき、次におむつチェックをした時にうんちが出ていなかったら『浣腸』することになりました。
おむつチェックをすると、うんちが出ていない。
先ほどの看護師さんが来て、『綿棒浣腸』をしてくれました。
ベビちゃんの両足をMになるように持ち上げて、ベビーオイルをたっぷりつけた綿棒をお尻に挿入し、円を描くようにくるくる回します。すると、にょろにょろっと大量のうんちが2度も出てきました。溜まっていたんですね~。ベビちゃんもスッキリしたかな。
うんちすることを思い出したのか?この3時間後にもうんちをしてくれました。
なかなかやるな、ベビちゃん!!