出産日記 産後5日目② ~沐浴実施~
ベビちゃんと一緒に退院できることが決まって、うれしい気持ちでいっぱいです。
これから退院の前の最後のイベント。沐浴実施です。
今まで、病院や保健所の母親学級でお人形を使って沐浴体験をしましたが、今日は実際にベビちゃんを沐浴させます。
といっても二度の沐浴体験は二度とも夫がやってくれたので、私は見ていただけなんですけどね。
ということで、今回は私が沐浴実施をすることにしました。
夫はビデオカメラ担当です。
沐浴について
沐浴の目的
- 新陳代謝の盛んな赤ちゃんの清潔を保ちます
- 血行を良くし、哺乳力を高めるとともに睡眠を誘います
- 全身を観察する良い機会になります
- 赤ちゃんとのスキンシップの場になります
沐浴の準備
- 沐浴を行う人は爪を短く切り、時計や指輪もはずしましょう
- 髪をまとめましょう
- 石鹸で手を洗いましょう
- 物品の準備をしましょう
必要な物品
バスタオル、着替え一式(服は袖を通しておくと、一度で着せることができます)、おむつ、沐浴布(または大きいガーゼ)、ガーゼ、石鹸、洗面器、くし、赤ちゃん用綿棒
注意点
- 時間
赤ちゃんの生活リズムを大切にし、一定の時間に行いましょう。空腹時や授乳直後は避けましょう。 - 場所
部屋の温度は22~24℃くらいが最適です。
隙間風が入らないように、ドアが閉まっていることを確認しましょう。 - 湯の温度
夏:38~39℃ 冬:40~41℃ 大人より少しぬるめが目安です。 - 入浴時間
10分程度が目安です。
沐浴をしてはいけない時
- 体温が38.0℃以上のとき
- 機嫌が悪く、活気のないとき
- 何回も吐いているとき
- 全身にひどい湿疹があるとき
このようなときは、熱い湯を湿らせたガーゼやタオルで全身をさっと拭いてあげましょう。
手順
- 準備したお湯の温度を適温かどうか確かめます。
- 洗面器にお湯とガーゼを準備します。
- 服を脱がせ、沐浴布で手足を覆います。
- 赤ちゃんの耳にお湯が入らないように、耳を押さえながら頭を支えて、もう片方の手で股を支えて、足の方からゆっくりとお湯に入れます。
- 赤ちゃんが落ち着き、気持ちよさそうな表情になったら、洗面器のお湯で顔を拭きます。
ガーゼは1回ごとに洗面器で洗いながら拭きましょう。
目尻から目頭へ→額から頬にかけて3の字を書くように→眉間・鼻・口の周り・耳などを拭きます。 - 頭を洗います。
髪をガーゼで濡らし、手のひらに石鹸を泡立て、円を描くように洗います。
ガーゼにお湯を含ませ、十分にすすぎます。
ガーゼを固く絞り、水分を拭き取ります。 - 体を洗います。
首→腕→胸と腹→足→背中→股間の順で洗います。
背中を洗う時は、右手で赤ちゃんの脇から左肩をつかみ、赤ちゃんの顎をお母さんの右腕に乗せ静かに抱きかかえます。
首や脇の下・股など皮膚の密着しているところは汚れやすいので、注意して洗いましょう。 - 最後に仰向けにして、肩までお湯をつけ、体を温めます。
- 温まったら、かけ湯をして赤ちゃんを浴槽から上げます。用意しておいたバスタオルの上に寝かせ、全身を押さえるように十分に水分を拭き取ります。
赤ちゃんの皮膚は傷つきやすいので、こすらないようにしましょう。 - おむつを軽くあて、服の袖だけ通し、綿棒を使ってお臍の水分をしっかりと拭き取ります。
- おむつをしっかりとあて、服も着せます。
臍の緒がとれるまでは、おむつの上部を折り返して臍にかからないようにしましょう。 - 必要なら、耳の掃除や鼻の掃除、爪切りをしましょう。
その他
生後1ヶ月を過ぎたら、大人と一緒に入浴してかまいませんが、きれいな浴槽で一番湯に入りましょう。入れる人は先に体を洗って、赤ちゃんを受けます。
生後3か月を過ぎたら銭湯でも構いませんが、人の少ないお湯がきれいなうちに行きましょう。
DVDで予習した通りに思い出しながら、助産師さんに指示をもらいながら、沐浴布で手足を覆いゆっくりとお湯に入れます。
あったかくて気持ちがいいみたい。
ベビちゃんはほんわかと幸せそうな表情です。
かわいすぎる♡
そして顔、頭、体と順に洗っていきます。
背中を洗う時は、顔がお湯につかないように気をつけて。
恐る恐る何とか無事に沐浴を終えました。
ずっと前傾姿勢だったため、あ~腰が痛くてたまらない。
実は私、腰椎椎間板ヘルニアもちなんです……。
今後の沐浴はできるだけ夫にやってもらおう!!