里帰り出産。出産後里帰り。親に来てもらう。
初産の場合、出産経験のある実母を頼り、産後の身体をゆっくり休める方が多いようですね。
我が家は、里帰りすることなく、親に来てもらうこともなく、新米パパの夫と新米ママの私とベビちゃんの3人で過ごすことにしました。
里帰りすると、数ヶ月の間夫婦離れて過ごすことになりますし、パパと赤ちゃんは生まれたばかりの貴重な時間を一緒に過ごせなくなります。
まあ、どちらの親にも頼れない事情があったため、夫婦だけで乗りきるしかなかったんですけどね。
それにしても、出産後夫婦だけで過ごすって珍しいことなのでしょうか?
保健所でも病院でもすごく驚かれました。
実際、夫婦だけで産前産後を乗りきりました。何とかなりました。これでよかったと思います。
妊娠、出産、産褥期とずっと夫婦一緒に過ごしたため、陣痛が始まってから出産に至るまでのことも産後のママの身体のことも新生児期の赤ちゃんのことも、パパによく理解してもらえたと思います。
パパもパパになった実感をすぐにできたのではないでしょうか。
親に頼ることによるストレスを感じることもなかったですしね。
夫婦で相談しながら試行錯誤しながら慣れない育児をして、夫婦ともに大きく成長できました。
パパとママとベビちゃんの家族3人で過ごしたこの数か月間はとても貴重な時間になりました。
産褥期とは?
『産褥期』とは、妊娠・出産により変化した体が妊娠前の状態に戻るまでの産後6〜8週間のことをいいます。
産褥期の過ごし方で、ママの体の回復スピードが左右されると言われているほど、出産を終えたママにとって大事な時期です。
産後の回復を早めるための過ごし方
- 安静にする
- 産褥体操をする
- バランスのよい食事をする
- 清潔にする
とにかく、『姫生活』をすることです。
決して無理をしてはいけません。動けるからといって動くと後々辛くなります。
私もちょっと動きすぎると、両足の付け根が痛くなりました。出産が近づいた時の付け根の差し込むような痛みと同じ痛みです。
できる限り赤ちゃんの世話だけに専念して、赤ちゃんと一緒にゆっくり休んで体力を温存しましょう。
身の回りのことは産後2週間目から、家庭内の家事は3週目からスタートするのが目安です。産後1ヶ月以内は、買い物や家事を30分以内に留め、無理をしないようにしましょう。
また、バランスよい食事を一番に心がけることも大切です。食事の宅配サービスやネットショッピングを利用するのも良いですね。
我が家の産褥期の過ごし方
我が家では、夫婦だけで乗りきると決めていたので、家事全般は夫が担当することになりました。そのため、産褥期の間、夫は仕事をセーブしてくれました。
しかし、退院後早々にケンカをしてしまいました。
産前から、「産褥期は安静にしていないといけないから、何もできないよ」と話してあったものの、夫は退院したら動けると思っていたようです。
私が考えていた『産褥期の過ごし方』と夫の考えていたことが違ったのです。
「全部やってくれるっていったのに…。」
「身体辛いのに、動かないといけないの?」
「こんなことなら、実家に帰りたい」って、本気で思いました。
そんな不満が溜まって「全然、理解してくれない!!」と爆発してしまったのです。
マタニティブルースも重なっていたのでしょうね。イライラしたり、気持ちが沈んで泣けてきたりもしました。
そんな気持ちを夫にぶつけたおかげで、夫も産褥期の過ごし方を調べて理解しようと努力してくれました。
そして、極力私が安静になれるようにしてくれたのです。
【家事の分担】
・食事
ママとベビちゃんの身体の元になる一番大切な食事。夫が栄養バランスを考えた料理を徹底して作ってくれました。もともと料理はできる人ですが、入院中の食事に近づくよう頑張ってくれました。
・買い物
ネットスーパーを利用しました。買い足したい時は夫が買い物に行ってくれました。
・洗濯
洗濯機を回すところまで私が行い、干すのは夫。たたむのは夫婦どちらか。
・掃除
気になるところですが、最低限だけ夫に行ってもらい目をつぶることにしました。
身体は正直です。 ちょっと無理をすると、足の付け根が痛み出します。
最初はほぼすべて夫がやってくれました。身体の具合をみながら次第に私が動けるようになってきたら、皿洗いをしたり、洗濯物を干したりと少しずつ家事の量を増やしていきました。そんな日々を繰り返し、産褥期を乗りきりました。
夫のおかげで、私はゆっくり体を休めて、ベビちゃんのお世話に専念することができました。本当に大大大感謝です。
【育児の分担】
・沐浴
夫。体温測ったり、服を着せるのは私。
1ヶ月健診後のベビーバス卒業後のお風呂も夫が担当。
参考記事:
smile-happy-family.hatenablog.com
・おむつ替え
たまに夫。
・ミルク
寝る前のミルクは夫が担当。
ママは夜間も2〜3時間おきに授乳しています。時には1時間ってこともあります。抱っこしていないと泣いてしまって、横になれないこともあります。それに、ママの身体は元の状態に戻るまで時間がかかります。
それでも、愛しいわが子のためにママは睡眠不足でも、骨盤ぐらぐらでも、赤ちゃんの世話をしています。里帰りしていると、この様子をパパは分かりません。
育児をするのはママだけではありません。ママとパパ2人で行うものです。
パパにも新生児期からしっかりと子供と向き合って育児をしてもらいたいと思います。
産褥期こそ、パパも育休をとって、貴重な時間を家族と共に過ごしてもらいたいです。
まとめ
パパの協力が不可欠ですが、家事をなんとかすれば「里帰りしない産前産後」はなんとかなります。
そして、ママだけでなくパパも新生児期からしっかりと子供と向き合って育児をすることで家族との貴重な時間を過ごすことができます。
ママだけでなく、赤ちゃんにとってもとってもよいことです。
『里帰りしない、夫婦だけで乗りきる産褥期』おすすめします!!